血液の中には、いろいろなものが含まれているが、血液中のブドウ糖(グルコース)をとくに血糖という。血糖の濃度を表わすものを血糖値というが、この値は糖尿病などの代謝異常の発見に重要。
血液中のブドウ糖濃度は、空腹時にはおおよそ80~120mg/dl、食後はこれの0.13~0.15%ほど上昇する。
0.15%以上になると過血糖となり腎臓の処理能力を越えてしまう。また、血中のブドウ糖が30mg/dl以下になると(低血糖)、意識がもうろうとする。