イノシン酸は、かつお節のうま味の成分の一つ。かつお節の肉がカビによって分解し、各種アミノ酸や、このイノシン酸を生成させてうま味を作る。
イノシン酸は核酸の一種で、ATPやリポ核酸などから生成される。発酵によっても調製され、ナトリウム塩という形で調味料の材料にもなっている。