全身に血液をめぐらせるために、心蔵は、たえず大きな圧力で血液を動脈に送り出す。この圧力を血圧という。
血圧を計るには、ふつう腕にある動脈で計る。血圧を計るときの数値は水銀計の高さを示す。これは世界共通である。
血圧を上げる要因としては、①ストレスなど外部刺激に対する輿奮、②運動、③動脈の血管抵抗(細さ)、などがある。
心臓の心室が拡張したときの血圧を拡張期血圧といい、収縮したときの血圧を収縮期血圧という。