酢酸は、食酢の成分であるが、体の中でも酢酸は、コエンザイムAと結合してアセチル-コエンザイムAとなって存在している。アセチル-コエンザイムAは、いわば活性酢酸である。
さらにこれに炭素原子が増えると、プロビオン酸、酪酸、パルチミン酸、ステアリン酸といったような脂肪酸となる。
酢酸は、脂肪や糖質やタンバク質が分解されて、クエン酸回路に入るまえの、最小の単位といってもいい。酢酸は飽和脂肪酸の一種である。