物質が、光エネルギーと熱エネルギーに変化する過程を、燃焼という。ふつう、酸素反応を仲立ちとして行なわれることが多い。
人間の体は、食べ物という物質を、ゆるやかに熱エネルギーに変化させつつ、そのネルギーを利用して生体活動を営んでいる。
体内のエネルギー産生は、解糖経路・クエン酸回路・酸化的リン酸経路の3つのコースによって行なわれているが、これらはすべて広い意味からいうと、燃焼である。