健康管理の栄養学

骨は、有機物質と無機物質とから成る。有機部分はほとんどがコラーゲンというタンパク質の一種である。無機部分はリン酸カルシウムが主なものである。

リン酸カルシウムが沈着して骨ができるが、その場合にはコラーゲンが必要であって、ただ、カルシウムだけをとれば骨が形成されるというわけではない。若いときの骨にはコラーゲンによるニカワ質の結合組織が強く、じょうぶであるが、加齢とともに相対的にカルシウム分が多くなり、ニカワ質が少なくなって、折れやすくなる。

スポンサードリンク