血液凝固のメカニズム
外傷などで出血した場合には、血が固まって自動的に傷口をふさぐ。このメカニズムは複雑で、およそ次のような順序で血液が凝固する。
- 傷を受けたときは、血液中のプロトロソビンが分解されて活性化し、トロンビンとなる。
- トロンビンは血液中のフィブリノーゲンを分解しフィブリンとする。
- フィブリンは結合して巨大なアミ目を作る。
- 血しょう板のタンパク質がフィプリンのアミ目に結合し、ATPによって収縮して固まる。
- 細胞増殖によって治ってくると、血液中のプラスミンという酵素がフィブリンを分解する。これがカサブタである。
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