アフラトキシンは、カビ毒素の一種で、強力な発ガン物質の一つとされている。このカビに汚染されたピーナッツを飼料としていた七面鳥が肝障害をおこしたり、あるいは、養鱒場のニジマスが肝ガンにかかったりしたことから、発ガン物質とされ、その後、マウス、ラット、羊、サル、アヒルなどでも肝臓ガンの発生が確かめられている。
昭和46年、厚生省(当時)の通達によりピーナッツ含有食品において10ppb以下の基準が設けられ、現在では全ての食品に適用されている。