健康管理の栄養学

ケラチン

ケラチンは、細胞骨格を構成する蛋白質の一つで、角質ともいう。毛髪・爪・皮膚などを形づくっているもの。肌鳥の毛、羊の毛、角、ひずめなどの全てケラチンである。

細胞骨格には太い方から順に、微小管、中間径フィラメント、アクチンフィラメントと3種類あるが、このうち、上皮細胞の中間径フィラメントを構成する蛋白質がケラチンである。ケラチンは、水や中性の溶液には溶けず、またペブシンやトリプシンのようなタンパク質分解酵素の作用も受けにくい。

ケラチンは、αケラチンとβケラチンの2種類あり、パーマネントは、αケラチンの分子構造を、熱水や水蒸気、アルカリなどでβ型のの分離構造に変化させ、固定した物である。

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