正常な血圧は加齢とともに上昇する傾向があるが、世界保健機関(WHO)では、収縮期血圧160以上または拡張期血圧95以上を高血圧と定義している。
高血圧になると、まず心臓に負担がかかり、心臓が肥大する傾向がある。次に、動脈もまた強く影響されるため、さまざまな疾患の原因となる。悪性の高血圧では、視力の消失・心不全・腎不全などをひきおこす。
その他、冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症など)や脳卒中(脳梗塞・脳血栓・脳内出血)など)の一因にもなるので、注意を要する。