健康管理の栄養学

抗原抗体反応

人間の体にとっては、食べ物も含めて、外部から体の中にとり込むものは、すべて異物である。この異物が入ってきたとき、体はさまざまな反応で対応する。

食べ物が入ってきたときには酵素群が活躍してそれを有用なな物質とする。

ウイルスや細菌などが侵人してきたときには(それを抗原という)、リンパ球が増殖してプラズマ細胞というものを作り、ウイルスや細菌の働きを抑える。これを抗体といい、この抗体は特定の抗原だけ作用するという点で、食べ物を消化分解する酵素の性質に非常によく似ている。

この、抗原が入ってきたときに対応する抗体の働きを、抗原抗体反応という。

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