アルカノイドは、植物塩基のこと。植物、特に葉根や根の皮、種子に多く含まれているタンパク質のアミノ酸が変化生成したもので、シュウ酸、リンゴ酸、クエン酸などの有機酸塩として存在する。
わずかな量で、人や動物に著しい生理活性を示すものが多く、医薬品の材料ともなる。
アヘンから抽出されるモルヒネも、アルカロイドの一種である。