アルカロージスは、血液のpHが高い状態のこという。
体内の酸・アルカリ平衡は、非常に厳密に守られており、一時的に乱れることはあっても、通常はすぐ平衡をとり戻す。しかし何らかの理由でこのバランスが崩れ、血液のpHがアルカリ性に傾くと、全身の筋肉が収縮するいわゆるテタニー症状が発生する。
また、アルカロ一ジスは呼吸のしすぎで、血液中の二酸化炭素が少なくなったときにもおこる。高山病がその例だが、これも一種のアルカロージスである。食べ物の酸性・アルカリ性でアルカロ一ジスになることは、まずない。