痛風は、尿酸が体の中の関節、特に足の親指にたまって、発赤とともに激痛をともなう代謝病の一つである。
痛風にかかった人の血液を調べると、尿酸の濃度が高い。尿酸はタンパク質の分解産物であり、ふつうは尿素として体外へ排出してしまうが、それが何らかの原因で血液中にとどこおるのである。
タンバク質や核酸と関係するところから、美食病ともいわれているが、必ずしもそうとは限らない。痛風は現在では、治療可能な病気である。