健康管理の栄養学

発汗

水は体の成分の一部として不可欠なものであるばかりでなく、汗などによる体温調節にも役立っている。水の供給は,飲み水・食べ物の中の水・食べ物の酸化という3つのルートから得られ、尿・糞・汗・息などによって排泄される。

発汗がひどくなると、この水分とともにナトリウムと塩素、つまり食塩が失われる。汗の分泌が早くなると塩分濃度はますます濃くなって、極端な例では1日40gも失われた例がある。

筋肉労働や激しい運動をする人々が、水分とともに塩分を欲するのは、生理的要求に基づくものである。体内のナトリウムと塩素は、下痢・嘔吐のときにも一緒に失われる。

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