健康管理の栄養学

ホルモン

ホルモンとは、ギリシャ語のホルマオ(興奮させる・よびさます)からきた言葉。ホルモンの体内における主な役割は、

  • 自律神経系の臓器・組織の機能を調節する。
  • 体内のいろいろな情報によって活性物質の分泌量を増減させる。ビタミンDはこのホルモンと同じ作用をする。
  • すべてのホルモン分泌腺は脳の脳下垂体からの指令によって作動する。

ホルモンは内分泌で直接血液の中に入り、体液性調節物質として作用する。すべて、体内合成されるので、食べ物の栄養成分としては考える必要がないという点ではビタミンと異なる。

また刺激性物質という意味では、酵素とも異なっている。ホルモンの材料はタンバク質やコレステロールなどである。酵素が非常に特異性の強い物質であるのに対し、ホルモンは動物の違いによる特異性はない。

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