健康管理の栄養学

エムデン・マイヤーホフ経路

エムデン・マイヤーホフ経路で、筋肉内で、酸素を使わずにグリコーゲンを乳酸に変化させる経路で、解糖経路ともいう。

緊急時の反応であるから、急激に乳酸が発生し、血液中の乳酸量が増える。この乳酸は再び肝臓へ運ばれてグリコーゲンになるのである。

激しい運動のあと、切れや動悸が激しくなるのは、血液が乳酸のためにやや酸性に傾くからである。体は、大急ぎで呼吸から酸素をとり込み、血液のpHを平衡状態に戻さなければならない。筋肉内のグリコーゲンというのは、必要やむを得ないときのための貯えであるともいえる。

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