健康管理の栄養学

オリゴ糖

オリゴ糖は、単糖類同士がグリコシド結合によって結合した化合物の中で、多糖類というほどは分子量が大きくないもののことを指し、オリゴヌクレオチド、オリゴペプチドなどと使われる。オリゴはギリシア語で少ないを意味する語であることから、少糖類と呼ぶこともある。

天然の動植物中にもともと含まれているオリゴ糖はほとんどが二糖類であり、三糖類より多くの糖が結合しているものの量は少ない。 天然から見出されているものとしては三糖類ではラフィノース、パノース、メレジトース、ゲンチアノース、四糖類ではスタキオ-スなどが知られている。

また、多糖類を酸や酵素で加水分解することによってもオリゴ糖の混合物を得ることができる。 例えばアミロースをアミラーゼで分解すると二糖類のマルトースと三糖類のマルトトリオースの混合物が得られる。 これらのオリゴ糖はさまざまな生理活性作用が期待され健康食品に利用されている。

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