ガストリンは、代表的な消化管ホルモン。胃の幽門前庭部の上皮細胞から分泌される。
食べ物が胃底部に達すると、ガストリンが分泌され、胃壁を刺激して塩酸やペプシノーゲンの分泌をうながす。胃酸過多による胃潰瘍の治療の場合にこのガストリンの分泌を抑制して胃酸分泌を抑え、潰瘍部分の回復を待つという方法がある。