健康管理の栄養学

カロチノイド・カロチン

カロチノイドは、ニンジンの色素カロチンが代表で、黄色、ダイダイ色、紅色の色素として、広く存在している。

カロチノイドは空気中で酸化を受けやすい。ニンジン、緑葉、卵黄などのカロチンをβ-カロチン、トマト、スイカ、グミなど果実のカロチンをリコピンなどと分類して呼ぶこともある。

カロチノイドは、400種前後の種類が知られている。ビタミンAとしての効力を有するが、それはβ-カロチン、α-カロチン、γ-カロチン、クリプトキサンチンの4種類が主なもので、それぞれ効力が違う。

このうちα,β,γとリコピンを、とくにカロチンと呼んでいる。カロチノイドは、腸からの吸収が、一般に悪いので(およそ3分の1)、ビタミンAは少し多めにとる必要がある。

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