キチンというのは肌着という、意味のギリシャ語・キトンから名づけられたもので、昆虫類や甲殻類などの表面をおおっている物質のことをいう。
キチン酸は、酸にもアルカリにも強く、水にも溶けやすい。性状はむしろセルロースに似ている。多糖類だが、違う点は窒素を含んでいることである。
カニやエビの殻に多く含まれている。