RMRは、いろいろな運動・作業のエネルギー消費の差を表わすために工夫された計算式で、作業時毎分エネルギー代謝量と安静時毎分エネルギー代謝量の差を、毎分基礎エネルギー代謝量で割ったもので表します。
基礎代謝量は体表面積・体重・年齢・性別などによって決まる「目をさましている状態で生きていく最小限のエネルギー量」である。
安静時代謝量と坐っている状態を保つためのエネルギーを基礎代謝量に加算したもの。作業時代謝量とは、運動・作業・動作別に要するエネルギー量である。
つまり、RMRとは「その作業に要するエネルギーは、基礎代謝量に比べると何倍になるか」という数値となる。